神津島に遠征、磯投げで良型タマン（ハマフエフキ）連発！（レインボーキャスターズ車谷哲男氏：当店フィールドテスター＆当店スタッフ木下）
伊豆諸島の神津島に行ってきました。
静岡県の熱海港でレインボーキャスターズ副会長の車谷哲男氏と待ち合わせ、午前１１時発の東海汽船ジェットフォイルに乗り込んで神津島に向かいました。
東海汽船のジェットフォイルは釣具を積み込んでもＯＫなのでありがたいです。
通常は東京の竹芝桟橋からの発着ですが、夏の一定期間のみ熱海港発着便が設定されます。
時速８０キロで海上を疾走し神津島まで約２時間で着いてしまいます。
今回選定したポイントは島北部にある赤崎。タマンの魚影が大変濃いポイントです。
いつもは渡船（賀寿丸）を利用するのですが島のお祭りであいにく渡船は全船休業・・・重い荷物を背負って地方から歩いて行く事になりました。
自動車を停めた所から高低差のある岩場を約３０分、ポイントに着いた時には体中から汗が噴き出していました。
赤崎の先端のノコギリ状になっている細長い岩場にピトンを打ち込み、各自２本ずつ竿をセットします。
車谷さんの竿（シマノ ＢＯＴＴＯＭ ＫＩＮＧ Ｇ４７５）
タマンやガーラをねじ伏せるシマノの沖縄スペシャルロッド。
リールはダイワのトーナメント磯６０００Ｔ。
これにアトミックスライダー石鯛イエローグリーン２０号を巻いています。
仕掛けは大型の三つ又サルカンを使った捨てオモリ仕掛け
ハリは、がまかつタマン２４号。
これに小型の冷凍イカを１匹付けて投げ込みます。
食いの良い時は明るいうちでも当たる事があります。
ドラグを緩めてアタリを待ちます。
細長い磯です。
台風１２号の影響でウネリがあるので荷物は後方の高い場所に置いています。
だんだん日が暮れてきました。さあ本番です。
このポイントではこれまで７０～８５㎝の大型タマンが数えきれないほど釣れています。
条件が良い時は７０～８０㎝が２ケタ釣れます。
また、外道でアカハタやシブダイといった美味しい魚が釣れクエの期待もあります。
日がどっぷり暮れた頃、車谷さんの竿にアタリ！リールからアトミックスライダー石鯛イエローグリーン２０号がドラグ音と共に引き出されていきます。
ドラグを締めて竿を立てると重量感と強い引きが伝わります。
竿が弓なりに曲がっています。「タマン！そこそこの型だと思うよ。」と車谷さん。
磯際で何度か強い締め込みがあったのですが無事スタッフの差し出す玉網におさまりました。
グッドサイズのタマンです。
ヘッドライトに光に浮かび上がる綺麗な魚体に見とれてしまいます。
７０㎝を超える良型です。車谷さんは、これまで８７㎝を頭に神津島で７０～８０㎝のタマンを相当釣っておられます、
本当に綺麗な魚体です。
外道で釣れるウツボも大型揃い。これが一晩に何匹も釣れてきます。
上手に持ち帰れば大変美味しい魚なのですが・・・
この日はアタリが遠く、外道のウツボも散発的にしか・・・
「いつもならアタリ連発なんだけどね・・・」首をかしげる車谷さん
当店スタッフ木下にもアタリが！
久々のタマンとのやり取りに興奮しました。
まずまずのサイズです。嬉し～！
しかし、この１匹を釣った頃から波が高くなり、ついには釣り場を超えてくるように・・・
危険を感じ夜中の１１時に釣り続行を断念、後ろ髪を引かれる思いですが撤収することとしました。
安全な前浜港に移動し、夜明けからサザエとカニで石鯛を狙いましたが不発でした。
いつ来ても海の色が大変綺麗な神津島。
向うの砂浜では海水浴ができます。
ジェットフォイルには若いカップルやグループがたくさん乗っておられましたよ。
当初、お世話になるつもりでいた賀寿丸が通りました。
今日は釣り客ではなく観光客をたくさん乗せていました。
前浜桟橋から見える磯釣りで超有名な恩馳群島。
次回は石鯛釣りでここへ行ってみたいです。
本命のタマンは２匹だけでしたが納得のサイズが揃いました。
お盆を過ぎると１１月頃まで地元で「ナライ」と呼ばれる強烈な北東風が吹き荒れる中での釣りとなりますが大型タマンの数釣りが楽しめます。少しマニアックな釣りですがぜひ一度行ってみてください。あの強烈なアタリと引きを経験するとハマってしまいます。
渡船 賀寿丸 http://www1.odn.ne.jp/kouzukazumaru/
タマン釣りのポイントに詳しい。
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